「キッチンの油汚れのお掃除は?」
キッチンの頑固な油汚れ、お困りではありませんか。
お肉、焼き魚、揚げ物など普段料理をする時に油を使う方は多いと思います。
美味しい料理ができるのは嬉しいですが、強い油汚れになるのは困りますよね。
家事に育児、仕事などをこなしながらの料理だけでも大変なのに、毎日掃除するのは大変です。
かと言って、年1回の掃除では油がこびりついてキッチンが汚くなるし…
何か良い掃除方法があれば知りたくありませんか。
そこで、今回はキッチンの油汚れを掃除するときに使える簡単テクニックや
おすすめアイテムについてまとめてみました。
1)キッチンの油汚れの原因
2)あると便利なおすすめアイテム3つ
3)汚れが落ちる!簡単テクニック5選
【キッチンの油汚れの原因】
キッチン掃除の悩みの種、油汚れ。
この原因は、料理するときに生じる「水蒸気+油」です。
これらが、コンロだけではなく壁、換気扇やレンジフードに付着し、
時間が経つと固まって頑固な油汚れとなってしまうのです。
この油汚れもすぐに拭き取れば問題ありませんが、
料理後にその都度掃除するのは大変ですよね。
これからお話しする便利なおすすめアイテムを用意して、
さらに簡単テクニックを実践すれば、少ないステップで頑固な油汚れが落ちます。
それでは早速ご紹介していきたいと思います。
【あると便利なおすすめアイテム3つ】
①アルカリ性洗剤
そもそも油汚れは「酸性」の性質を持っています。
同じように「酸性」の性質を持った汚れには、皮脂汚れなどがあります。
「酸性」の汚れには、アルカリ性の性質を持ったアイテムが効果抜群です!
その中でも、アルカリ性の性質を持った洗剤は、キッチンの油汚れ掃除に最適です。
アルカリ性洗剤の中には、掃除のプロが使う業務用などの商品もありますが、市販商品でも充分に効果があります。
②超電水
超電水とは、水から精製された電解アルカリ水のことです。油汚れにとても強く、除菌力も兼ね備えている水です。
キッチン周りの油汚れ以外にも、テーブルの拭き掃除、まな板の簡単な除菌などにも使えます。
さらに、肌が弱い方は洗剤で手が荒れてしまう方にも安心して使用していただくことができます。
というのも、界面活性剤やアルコールなどを一切含まない商品なので、肌の乾燥や手荒れしないんですね。
環境に配慮しており、小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使えますよ。
③重曹
別名「炭酸水素ナトリウム」とも呼ばれ、人間の身体の中にある物質です。血液中や唾液中にも含まれていますし、普段の料理の中で「ふくらし粉」として使われているのがこの重曹です。
スーパーや100均でも手に入りますし、「食用」と「業務用」の2種類あります。
不安な方は、「食用」を購入すれば、万が一口に入れてしまっても安心ですね。
重曹は油と混ざることで、油に溶けやすい親油性と水に溶けやすい親水性の二つの特性を併せ持つ「石けん」としての役割を果たします(いわゆる界面活性剤のように水と油を混ぜて浮かせるわけです)。
このように「アルカリ性洗剤」「超電水」「重曹」3つのアイテムを使用すれば、
キッチン周りの頑固な油汚れ掃除は簡単にできますよ!
【汚れが落ちる!簡単テクニック5選】
便利なアイテムがわかったところで、それぞれの使い方と汚れが落ちる簡単なテクニックをご紹介します。
①アルカリ性洗剤
油汚れが気になる部分にアルカリ性洗剤を吹きかけ、10秒程度経ってから、
スポンジやクロスで拭き取りましょう。
ただし、コンロのガスの吹き出し口に直接吹きかけるのは危険なので、
アルカリ性洗剤を吹きかけたスポンジやクロスで拭くようにしてくださいね。
②超電水
基本的な使い方はアルカリ性洗剤と同じです。
ただ、洗剤とは違いますので、気持ち多めに吹きかける必要があります。
直接吹きかけることが難しい部分には、超電水を染み込ませたクロスやスポンジで
油汚れを拭き取りましょう。
③重曹
重曹は粉末状で販売されていることが多く、そのまま水と混ぜることで使用することができますが、一手間加えることでより強力なお掃除アイテムに変身します!
③ー1 重曹クレンザー
<用意するものリスト>
・ 食器用洗剤 大さじ4杯
・ 重曹 40g
・ お酢 大さじ1杯
<作り方>
・重曹と食器用液体せっけんを混ぜます
・混ぜたものに酢を加えると発泡し、全体的にフワフワしたら完成です
<どこに使うといいか>
魚焼きのグリルなど、とにかく頑固な油汚れにも効果があります。
しばらく付け置きし、洗い流す時には40℃前後のゆるま湯を使うとさらに効果的です。
③ー2 重曹ペースト
<用意するものリスト>
・重曹 大さじ2杯
・水 大さじ1杯
<作り方>
・重曹に水を加えてよくかき混ぜたら完成です
<どこに使うといいか>
こびり付いた油汚れなど、手強い汚れに力を発揮してくれます。
③ー3 重曹スプレー
<用意するものリスト>
・ 40℃前後のお湯 100ml
・ 重曹 小さじ1杯
<作り方>
・重曹を40℃前後のお湯に混ぜたら完成です
水に溶けないのでお湯を使います
<どこに使うといいか>
1週間は作り置きできるので、スプレーボトルに入れておきましょう。
普段使い用に置いておけば、料理の後などでも、汚れが付着した箇所に吹きかればさっとお掃除できますね。
【まとめ】
キッチンの油汚れは、気になったとしても汚れが落ちにくく、お掃除を諦めてしまう方も多いのではないでしょうか。
普段から使う場所だからこそ、キレイにすることで料理をするのが楽しくなったり、良い気持ちで料理をすることができるようになると思います。
今回ご紹介したアイテムやテクニックを使って、油汚れを退治しましょう!