「水回りの汚れ掃除にはやっぱり重曹がおすすめ!」
キッチン、お風呂場、洗面台など水回りの汚れはどれも頑固で困りますよね。
手間もかかってしまうことから、ついつい後回しにしたり、年に数回だけやればいいかなと妥協する方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、キッチン、お風呂場、洗面台など水回り全般の汚れ掃除で、私たちの強い味方になってくれる「重曹」について、
「重曹ってどんな効果があるの?」
「どんな汚れに使えるの?」
などを中心に「重曹」についてもう一度おさらいしちゃいますよ~ο(*´˘`*)ο
水回り掃除の強い味方「重曹」ってなに?
重曹とは、正式名称「重炭酸ソーダ」の略称名です。
人体に無害で、私達の体内にも存在します(`・∀・´)エッヘン!!
100均やドラックストアなど身近なお店で揃えられますし、コスパの高いグッズでおすすめです!
最近だと、業務用の大容量商品もネット通販で買うことができるので、買い置きするのもいいですよ。
では、コスパも高く、私たちの強い味方になってくれる「重曹」の代表的な特徴5つを見ていきましょう。
①酸を中和する(弱いアルカリ性)
②研磨作用がある(粒子が細かい)
③発泡・膨張作用がある(ベーキングパウダーの主成分)
④消臭作用がある(悪臭をかき消す)
⑤吸湿作用がある(湿気を吸収する)
その中でも特に水回りで私たちをサポートしてくれるのは、
①酸を中和する(弱いアルカリ性)
②研磨作用がある(粒子が細かい)
③発泡・膨張作用がある(ベーキングパウダーの主成分)
④消臭効果がある(悪臭をかき消す)
の4つです。
どうして「重曹」がいいの?
「重曹」はコスパも高くて、私たちの掃除をサポートしてくれる存在だということはわかりました。
でも、どうして汚れに作用するのか、どういう理由で効果があるのか、少しだけぼんやりしていますよね。それらを見ていきましょう。
①酸を中和する(弱いアルカリ性)
生ゴミ、汗、皮脂や油汚れなどベトベトしたイメージの汚れは、ほとんどが酸性です。一方、「重曹」は弱アルカリ性の性質を持っています。
そのため、酸性の汚れを中和して落ちやすくするのです!
②研磨作用がある(粒子が細かい)
重曹の粒子は細かく、小さくて角がありません。細かい粒子であるため、クレンザーのように研磨効果が得られるうえに、傷付きにくいのです。
重曹を水に溶かしてスポンジなどに染み込ませれば、こびりついた汚れを落としやすくなります。
③発泡・膨張作用がある(ベーキングパウダーの主成分)
水と混ぜて熱を加えると、「重曹」は勢いよく発泡します。この発泡作用が頑固な油汚れや焦げ付きを柔らかくし、通常の洗剤では落ちなかった汚れも落としやすくします。
④消臭作用がある(悪臭をかき消す)
先ほど「重曹」はアルカリ性だと説明しました。生ゴミや汗などは酸性の性質を持っているため、それらを中和することで無臭(中性)へ変化させてくれます。
また、アンモニア臭に対しても中性へと変化させる効果を持っているため、日常のイヤな臭いを消す抜群の効果を発揮してくれます!(((o(*゚▽゚*)o)))
こんな汚れには「重曹」が大活躍!!でも、ちょっと注意も…
それでは、早速「重曹」が大活躍する、日常の困った水回りの汚れを見ていきましょう。
1)水垢(あか)
ステンレス製のキッチン回り、お風呂場や洗面台の鏡、シャワーヘッドなど、気付けばウロコ状の汚れが増えますよね。
この汚れの原因は、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分です。これらのミネラル成分のみが付着し、蓄積されることで水垢が出来上がります。
これらの汚れには、皮脂や汗など酸性の汚れも混ざっていることが多いため、重曹の中和作用と研磨作用を使って落としていきます。
手順①
水100mlにたいして重曹小さじ1杯(5g)の比率で混ぜた重曹水スプレーを作ります。
手順②
鏡やシャワーヘッドなどに吹きかけ、蒸発させず付け置きできるようキッチンペーパーなどをかぶせます。※キッチンの場合は、重曹水スプレーを吹きかけて、そのままスポンジでこすります
手順③
頑固な汚れであれば、重曹の比率を上げてペースト状にする、キッチンペーパーの上からラップをかけ密閉するなど工夫します。
手順④
30分後、キッチンペーパーなどを取り、重曹水の染み込んだスポンジでよくこすれば、ウロコやこびりついた汚れが綺麗さっぱりなくなります!
2)異臭・悪臭
キッチンやお風呂場の排水口、トイレは汚れが流れていくところなので、異臭・悪臭が臭うことは仕方ない気もしますが、できればなくしたいですよね。「重曹」の力を使って、消していきましょう。
手順①
重曹水スプレーを用意します。
手順②
排水口のカバー、ゴミ受けを外します。不要になった歯ブラシやスポンジに食器用洗剤をつけ、それらの表面の汚れを落とします。
手順③
排水口カバー、ゴミ受けを元の場所に設置し、重曹をどっさりとかけます(カバーやゴミ受けの大きさ・深さによりますが、私は大さじ3杯分くらいはかけます)。このとき、重曹をパワーアップさせてくれる、お酢をかけます。
手順④
ポコポコと音を立てながら、泡立ちますので30分近く放置した後に、ぬるめのお湯(38〜40℃)で流せば完成です。トレイも同様の方法で消臭することもできますし、トイレ用クリーナーに重曹水スプレーを染み込ませて拭き取ると異臭がなくなります。
鏡やシャワーヘッドなどに吹きかけ、蒸発させず付け置きできるようキッチンペーパーなどをかぶせます。※キッチンの場合は、重曹水スプレーを吹きかけて、そのままスポンジでこすります
手順③
頑固な汚れであれば、重曹の比率を上げてペースト状にする、キッチンペーパーの上からラップをかけ密閉するなど工夫します。
手順④
30分後、キッチンペーパーなどを取り、重曹水の染み込んだスポンジでよくこすれば、ウロコやこびりついた汚れがキレイさっぱりなくなります!
3)油汚れ
主婦の敵と言えば、キッチンの油汚れやフライパンの焦げですよね。これらも「重曹」のパワーでキレイに落とすことができるんです!
油汚れや焦げは酸性の汚れなので、アルカリ性の中和作用を利用して落とします。
手順①
重曹水スプレーを準備します。頑固な汚れには、重曹の比率を上げた重曹ペーストを使用します。
手順②
コンロ、五徳、換気扇、換気扇フードなど油汚れの気になる部分に重曹水スプレーを吹きかけます(頑固なところには、重曹ペースト)。そのまま30分程度放置します。
手順③
ぬるま湯(38〜40℃)を用意します。不要になった歯ブラシ、スポンジ、古布などにぬるま湯を染み込ませ、油汚れと重曹を一緒にこすって落としていきます。大きさに限りがありますが、なかなか落ちない汚れが付着した五徳や換気扇などを、重曹を溶かしたぬるま湯につけ込むことで、汚れが落ち安くなります。
手順④
食器用洗剤とぬるま湯を使い、スポンジや古布で拭けば油汚れがキレイに落ちます。
注意点)ちょっと注意が…
「重曹」は水回りの汚れをキレイにする救世主ですが、使用するうえで注意点があります。
それは、
・アルカリ性のため、手が荒れてしまう
・使えない素材(大理石、フライパンの特殊塗装、アルミなど)がる
・保管場所や使用期限を守る
の3点です。
酸性の汚れを落とせるアルカリ性は、肌に対しては強く作用してしまうため使用する際は、手袋をする、よく洗い流すなど対策をしましょう。
また、焦げを落としてくれますが、研磨作用があるため使用する際は素材に気を付けましょう。
そして、一度準備した重曹水スプレーや重曹ペーストは長持ちしませんので、1週間程度を目処に使い切りましょう。
まとめ~水回り掃除の救世主「重曹」
水回り掃除の救世主「重曹」について、ご説明してきました。
・「重曹」が持つ、中和、消臭、発泡作用などで水回りの汚れは落ちやすくなる
・重曹水スプレー、ペーストが水垢や油汚れに効果抜群である
・使用するうえでは、使用する素材や手荒れなどに注意しましょう
皆さんも「重曹」を使って、日々の暮らしをより良くしてみてはいかがでしょうか。
*。ヾ(。>v<。)ノ゙*。
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